過去の展覧会
（石川県立美術館リリースより）
| 開催日時： | 平成２４年４月２２日（日）～５月１３日（日） |
| 開催場所： | 石川県立美術館 |
| 主 催： | 石川県立美術館 イセ文化財団 |
| 後 援： | 北國新聞（予定） 朝日新聞（予定） 中華人民共和国駐日本国大使館（予定） |
趣 旨
美術品収集家としても知られるイセ文化財団代表理事（イセグループ会長）伊勢彦信氏のコレクションから、中国の古代、唐、宋、元、明、清の時代の陶磁器を中心とした展覧会。同氏の中国陶磁コレクションは質の高さで国内外から高く評価されているが、これまでその全貌が公開されたことはなく、今回は一部の研究者のみが知っていた「幻のコレクション」が一挙公開されることで、石川県内はもとより全国の愛好者が多数来館することが期待できる。中国美術の学究的中心である清華大学の教授らの来訪も予定している。また、中国の陶磁器は石川県の古九谷にも大きな影響を与えており、今回の展覧会は工芸王国石川の一つのルーツをたどるものとしても意義があり、伝統工芸に従事する人々や愛好者にとっても貴重な研鑽や学習の機会となる。さらに、中国陶磁は茶道や華道などの生活文化でも重要な意味を持つことから、関係者間で大きな話題となることも期待できる。展示点数は重要文化財２点を含む約１５０点を予定している。
主な展示作品：
- ・ 重文 飛青磁柑子口花生 元時代 龍泉窯
- （とびせいじ こうじぐちはないけ げんじだい りゅうせんよう）
- ・ 重文 五彩金襴手花鳥文瓢形瓶 明時代 景徳鎮窯
- （ごさいきんらんで かちょうもん ひょうがたへい みんじだい けいとくちんよう）
- ・ 白地黒搔落し牡丹唐草文瓶 宋時代 磁州窯
- （しろじ くろかきおとし ぼたんからくさもんへい そうじだい じしゅうよう）
- ・ 法花蓮池水禽文瓶 明時代 景徳鎮窯
- （ほうか れんちすいきんもんへい みんじだい けいとくちんよう）